福原 千鶴 ふくはらちづる

小鼓奏者

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東京藝術大学音楽学部邦学科卒業。同大学院にて博士号取得。
小鼓や締太鼓、大太鼓など、邦楽の打楽器を演奏する囃子方。長唄、日本舞踊、箏曲等と国内外で公演を行う。
今までに演奏で訪れた国はドイツ、フランス、アメリカ、ブラジル、モンゴル、ポーランド等。
他分野との共演も多く、ジャズミュージシャンの坂田明、スガダイロー等や、詩人の谷川俊太郎、フォークシンガーの小室等とも共演を重ねている。
2013年〜2016年に作家の京極夏彦、俳優の山口崇などを迎え、朗読と即興演奏による「朗読幻奏」を主催。
2018年から帝国劇場、博多座、御園座にて音楽朗読劇「信長の犬」のヴォーカルと演奏を担当(朗読は声優の山寺宏一、井上和彦、諏訪部順一、石田彰など)以来、ヴォーカルとしての活動も増えている。

松尾スズキ作演出「ニンゲン御破算」(主演:阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子)に出演。
2012年から唐十郎の劇団唐組の俳優との泉鏡花作品の朗読公演(プロデュース:桑原茂夫)で朗読と演奏。
中村獅童×初音ミク「ニコニコ超歌舞伎」録音参加。

CD「文の鼓」をリリース。写真は荒木経惟。谷川俊太郎、佐藤允彦などによる書き下ろし曲を収録。

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受賞実績

和洋楽コンクールグランプリ
読売新聞社賞受賞
アカンサス音楽賞
常英賞受賞

出演実績

2005年大河ドラマ「義経」
2008年大河ドラマ「篤姫」
2012年大河ドラマ「平清盛」
2012年TV「芸能百花繚乱」
2018年片岡愛之助主演「システィーナ歌舞伎」
2018年松尾スズキ作演出「ニンゲン御破算」
2018年博多座『VOICARIONⅢ 博多座声歌舞伎 〜信長の犬〜 』
2012年大河ドラマ「平清盛」
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」
2020年映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督)
2022年アニメーション映画「犬王」(監督:湯浅政明、音楽:大友良英)